新入社員の採用支援がもたらすメリットとは

新大卒や新高卒の新入社員の離職率が、ここ数年、非常に高くなっています。企業にとっては、せっかく採用した社員が1年も経たないうちに退職することは、企業イメージにも関わることであり、非常に大きな課題として受け止めています。
このように離職率が高くなる背景には、企業の採用方針と現代の若者の気質にずれが生じていることが考えられます。というのも、その時代によって、若者の気質やライフスタイルは変わっていきます。いわゆる実年世代には理解できないことも多々あります。
しかしながら、彼らの気質を理解した上で、採用、育成を行なっていかないと、いつまでも同じ失敗を繰り返すことにもなりかねません。そこで、社外の専門家に採用支援を委託する会社も出てきているのが、実情なのです。

現代の若者の気質を理解するメリット

離職率を下げていくためには、現代の若者の気質を理解した上で、的確な採用試験を行い、社風に合った社員を雇用していく必要があります。しかしながら、現代の若者の気質を理解することは容易ではありませんし、一般の企業では参考となるデータすら持ち合わせていないのが実態です。
採用支援を請け負う会社は、その時々の新大卒などが受けてきた教育やその当時の社会現象など、様々なデータを集積し、現代の若者気質を分析した上で、将来、戦力と成り得る若者像を割り出し、この結果に基づいた採用基準を企業側に提案するのです。
企業側は提案された内容を基に、採用基準や中長期的な採用方針を定めていきますから、採用の時点で、企業の求める新入社員像が明確になっていますので、失敗することが少ないのです。

新入社員の育成が重要な理由とは

企業にとって有益な新入社員を雇用するためには、入社後の訓練が極めて重要になります。離職者が増え続ける理由の一つに、「仕事がわからない時に相談できる相手がいなかった」というものがあります。つまり、人材育成も採用支援の一環として対策をしていかないと、離職率を引き下げることはできないのです。
そこで、入社後の訓練計画とともに、メンターと呼ばれる先輩社員の配置を提案することになります。訓練計画については、会社側が求めるスキルを明確にすることにより、モチベーションを着ることなく仕事に従事させようという狙いがあり、メンターをつけることによって、新入社員がいち早く仕事をマスターする環境を整備しようというものです。
若い人の気質は、時代を投影しながら変わり続けていくものです。会社に有益な人材を確保するためには、頑なにこれまでの採用の方針を堅守するのではなく、柔軟な対応が求められているのです。